窓ぎわのトットちゃんのあらすじはどんなの?

窓ぎわのトットちゃんは黒柳徹子さんが小学生時代に経験したノンフィクションの自伝です。

580.9万部の日本で最も売れた本としても知られる窓ぎわのトットちゃんのあらすじや内容、その感想はどのようなものなのかを簡単に書いておきますね。

また、読書感想文などの宿題でこの作品について書こうと思っている方に参考になる関連作品も紹介しますのでご覧ください。




窓ぎわのトットちゃん』のあらすじ内容

窓ぎわのトットちゃんは著者でもある黒柳徹子さんが小学生時代に通学した東京都自由が丘に存在した「トモエ学園」が舞台となっているノンフィクションの自伝

あらすじとしては、このトモエ学園で過ごしたユニークな小学生生活や自由な校風の小学校での出来事について描いていますよ。

 

トモエ学園の教育方法は電車を利用した教室だったり、リトミック(表現者のための教育)などを取り入れた教育方法をしています。

リトミックは一言で定義するのが難しいのですが、ただやり方や技術を伝えるのではなくて、自ら取り組んでいくことを育むものというイメージで、潜在的な基礎能力を養しうことができるとされていますね。

心と体、そしてキャラクターの人格(個性)を形成する3要素を育むことが主な目的とされています。

 

窓ぎわのトットちゃんでは、徹子さんの小学生時代の様子が表現豊かに描かれていて、校長先生である小林宗作さんの人柄などがよく伝わってきます。

現代の日本教育とは全く違うとまでは言いませんが、勉強以外の「大切なもの」を学ぶことができる作品ではありますね。

 

クラスメイトの名前も全員実名で登場していて、中には徹子さんの初恋の人で物理学者でもある山内泰二さんも登場してきます。

こういったノンフィクションなところが、当時の日本の様子や徹子さんの気持ちを時代が変わってもイメージできて愛される作品となっている理由と言えるのかなとも思えます。

 

ちなみに、タイトルとなっている『窓ぎわのトットちゃん』ですが、窓際はいわゆる窓際族、サラリーマンのリストラ予備軍のように一般的なルートから外れた人のことを指します。

実際、徹子さんは最初に登校していた私立小学校を1年で退学。このことから窓際とタイトルについているのですね。

 

そして、トットちゃんは徹子さん自身のことです。

舌足らずで『てつこ』のこと『トット』と発音していたことにちなんだあだ名です。

 

窓ぎわのトットちゃんはどんなあらすじでどんな内容なのかと聞かれたら、徹子さんのノンフィクション自伝で、大切な何かを感じさせてくれる作品と言ったところでしょうか。

窓ぎわのトットちゃんの感想は?

窓ぎわのトットちゃんの感想ですが、個人的に感じたことを書いていきますね。

校長先生がトットちゃんに言った「君は本当はいい子なんだよ」という言葉が印象的に残りました。こういった言葉をかけてくれる先生(大人)がいたからこそトットちゃんは真っ直ぐに育ったのかなと思います。

 

でも、今の子供たちがこの本を読んだとき、果たして何を思うのかは気になります。

この本を読んだ30代以上の大人と20代と今の小学生や中高学生がこの本を読んだとき、感じ方は違うでしょう。

 

ポイントになるのは何かにつけて話題にあがる「ゆとり教育」の問題。

トットちゃんが小学生の頃に経験したことは「学歴偏重社会にある中で個性をなくしてでも一番を目指していた時代』を生きたからこそ、子供と同じ目線に立ってくれる大人が貴重な存在だったように思えます。

 

ゆとり教育が取り入れられ、個性を尊重して、全体的に味方になってくれる大人が形式上増えた世代にとっては大人が感じている感覚とどこか違うところがある気がします。

こういった教育が大切という風潮が出ていざゆとり教育が行われると「ゆとり教育は間違っていた」などと言われるのですから、その論争を煽ったものと、その方針に巻き込まれたものとでは価値観は違ってくるでしょう。

ですので、ある一定の世代からは必ずしもいい評価を得る作品ではないかもしれません。

 

今の子供たちがこの作品を読んでどういった感想を持つか興味がありますね。もしかしたら、「別に当たり前のことだよ」と思っているかもしれませんね。

自分がどんな時代を幼少期過ごしてきたのか、時代の座標としての役割も果たしているのかな、なんて思ったりもします。

 

いろんな感想があるとは思います。ただ、この本を読んで心が温まるような気持ちになるのに世代は関係ないと思います。

それは徹子さんが実際に体験したことだからこそ書ける「気持ち」がしっかりと伝わってくるからでしょう。

 

徹子さんのユーモラスな感じは小学校時代の経験が影響しているんだなと知ることができますし、子供の頃にした経験だったり、環境が大人になったときに大きく影響しているのをとても感じました。

「間違いはあっても正解は一つじゃない」ということを理解できれば、もっと人として成長できるのかなと思います。

 

>>窓ぎわのトットちゃんを読んだ方のレビュー一覧はコチラ!

 

本を読むのが苦手な方におすすめの関連作品!

窓ぎわのトットちゃんは堅苦しい文章ではないので、比較的読みやすい内容だと思いますが、中には本を読むのは苦手、漫画は読むけど活字になると抵抗があるという方もいると思います。

そんな方のために窓ぎわのトットちゃんの世界に触れられる関連作品を紹介しておきますね。

 

まずは、福山雅治さんが歌う「トモエ学園」。

この曲はテレビ朝日系で放送されたドラマ「トットちゃん!」の主題歌となっているのですが、このミュージックビデオが素敵なのでぜひ観て欲しいです。

 

もう一つ関連作品でおすすめしたいのはドラマ「トットてれび」。

女優の満島ひかりさんが主演を務めたテレビドラマなのですが、徹子さんがどうしてテレビで活躍するようになったのかがわかる内容となっているので、子供の頃にトモエ学園で過ごしてきた女の子がどんな大人になったのかを知ることができますよ。

 

 

もし本を読むのが苦手な方はこういった関連作品に触れてみるといいかもしれませんね。