ウバザメがバカザメと呼ばれる理由と人間との関係性を知ると切なくなる

公開日:  最終更新日:2017/10/02

ウバザメはバカザメ

ウバザメはジンベイザメに次いですべての魚類の中で2番目に大きく、体長が9メートル、口の直径は2メートルを超えるものもいるとされ、ジンベエ、メガマウスとならんで、3大ザメと呼ばれることがあります。

 

そんなウバザメは別名バカザメとも呼ばれているのですが、なぜそのような名前で呼ばれているのか、また人間を襲うのかなどの気になる情報を解説していきますね。



ウバザメがバカザメと呼ばれる理由

ウバザメは和名で漢字では『姥鮫』と書くのですが、これは体側部にあるとても長いエラが老婆のシワに似ていることからウバザメという名前が付けられたそうなのです。

 

おばあちゃんのシワみたいだからウバザメというのはわかりやすいですが、学者の方も名前を考えるのが面倒だったのかなとも思いますね。笑

 

英語ではバスキングシャークという名前なのですが、これはウバザメが餌をとるときに水面近くで餌をとっている様子を観察されたことが由来となっています。

 

ちなみに、バスクというのは『日光浴』のことで、エサを食べている様子が日光浴をしているように見えたということですね。

 

実はこの生態が原因で悲しいことが起きてしまいます。

 

ウバザメは別名バカザメと呼ばれているのですが、これは簡単に捉えられてしまうことが原因だからです。

 

鮫は水面深くを泳いでいるので、捕獲することはむずかしいはずなのですが、ウバザメは水面近くで餌を食べるのですぐにつかまってしまうのですね。

 

似たような話だとアホウドリがいますよね。

 

アホウドリは人間に対する警戒心が弱いのですぐに捕まえられるから「阿呆(あほう)の鳥」でそのまま名前が付けられましたからね。

 

鳥はアホウドリ、魚はウバザメがすぐに捕獲される代表的な存在となっているのですよ。

何だかかわいい気もしますが、本人たちにとっては「勘弁してくれよ~」という気持ちなのかもしれませんね。




ウバザメと人間との関係性

サメというと狂暴なイメージがありますが、ウバザメは泳ぎが遅く、攻撃性はありません。

 

それにもかかわらず昔はたくさんいたので、漁業の主要産物として流通していました。

 

肉は食用や魚粉に、皮膚は皮革に、肝臓は油に使われていました。

 

アイスランドではウバザメの肉を発酵させたハウカットルと呼ばれる珍味があり、サメ独特のアンモニア臭が特徴的です。

 

アイスランドではジビエが有名ですので、動物を食すことが多いのですよ。
パフィンは可愛いけどぬいぐるみよりもアイスランド料理として人気!

 

ですが、急速に個体数が減少したために現在では保護種とされています。

 

国によっては捕獲が禁止されていますよ。

 

人間の欲で生態系に異常が出てしまうという悲しい側面がある一方で、人間を襲わないということからダイビングなど観光の目玉になっていたりもします。
別の方法で需要が生まれてよかったですよね。

まとめ

ウバザメについて興味が生まれたでしょうか。

バカザメと呼ばれても今では大切にされている姿を知ると、いじめられても将来周りに認められる存在になれるような、そんな気持ちにさせてくれますね。




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