浅井茉莉子こそ又吉直樹を文学界に連れ込んだ人!その経緯とは?

公開日:  最終更新日:2017/07/25

芥川賞を受賞した芸人ピースの又吉直樹さん。
この溢れんばかりの才能を見つけ出したのは文学界の編集者浅井茉莉子さんです。

黒髪ロング彼女がどうやって又吉さんに小説を書いてもらったのかその経緯を紹介します。

 

きっかけは2011年の夏

又吉さんと浅井さんが出会ったのは2011年の夏。

文藝春秋社の編集者である浅井さんは知り合いに「ピースの又吉が別冊文藝春秋のファンで毎号買っているらしいよ」ということを聞いたそうです。

 

2011年の頃のピースはちょうど人気が出始めた頃でした。

 

というのも2010年にキングオブコントとM-1グランプリの決勝に進出して、世間がちょうど認知し始めたからです。

 

当時は綾部のイケメンぶりが目立っていましたが、まさかたった4年でこんなにも立場が変わるなんて・・・笑。

大学4年間で人生は変えられるんでしょうね。

 

話を戻しますが、又吉さんが別冊文藝春秋のファンであることを知った浅井さんは文学フリマの打ち上げで又吉さんの姿を発見したそうです。

 

その時に「これから毎号お送りしたいので住所を教えてください」と声をかけたそうです。
別冊文藝春秋は知る人ぞ知るコアな純文学雑誌です。

 

浅井さんは本気で純文学が好きな又吉さんにとても感激したそうですよ。

 

このやりとりをきっかけに雑誌を送るようになるのですが、又吉さんは吉本の住所ではなく、自宅の住所を教えたそうです。

こういった芸人らしくない実直な行動がプロの編集者の心を打ったようです。

 

そして、浅井さんは雑誌を送るついでに「小説を書きませんか?」というオファーをしたそうです。

 

これに対して又吉さんは「作家の知り合いも多いし、なぜ自分が書くのかの意味がわからない。ですが一応、お話だけ伺いましょう」と返事をしたそうです。

 

意外にもぜひお願いしますというわけではなかったんですね。
この出来事が2011年の夏だったそうです。

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作家・又吉直樹の「火花」が誕生した瞬間

2011年夏出会いをきっかけに数ヶ月に一度のペースで会食をしたそうなのですが、ご存知の通りピースは売れっ子芸人の仲間入りをして又吉さんはどんどん忙しくなっていきました。

 

それに加えて、又吉さんはずっと「なぜ自分が小説を書くのだろう?」という疑問が振り払えなかったようです。

 

エッセイなどは書いていたそうですが、小説は書くのに時間もかかりますし、実現されなかったようです。

 

この現状を打破すべく浅井さんは締切期限をもうけ、又吉を追い込んで短編小説を2作書いてもらいました。

 

ですが、この頃から又吉はファッションなど多彩な才能を見せ始め、さらに忙しくなっていきます。

 

また浅井さんも文學界に異動することになり互いに音信不通になっていきました。

 

それから時がすぎ、2014年になった時に2人は久々に出会うことになります。

 

その時浅井さんは「以前書いた2作品の続きを書いて欲しい」とオファーしたそうなのですが、又吉さんは「全く別の新しい作品を書きたい」と答えたそうです。

 

この作品こそ後に芥川賞を受賞することになる「火花」です。

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又吉さんのように芸人がほかの分野の作品で才能を発揮するとすぐにヤラセや出来レースなどと言われたりします。

 

ですが、真実は小説よりも深くて、長い年月を経て世の中に出ています。

 

又吉さんの芥川賞受賞がヤラセや出来レースだと疑っているのは、優れた作品に触れる機会を失ってしまうすごく勿体ないことだと思います。

 

 

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